大豆の代わりに有機ひよこ豆で仕込みました。
大豆の代わりにひよこ豆を使って仕込んだ、光浦醸造オリジナル味噌です。(2007年発売開始)
ひよこ豆は大豆と比べて脂質やたんぱく質が少なくあっさりしていてヘルシー。ひよこ豆特有のホクホクしたやわらかさはコクの強い大豆を使った通常の味噌とは違った、ひよこ豆らしい、さらりとした味わいが特徴です。
洋風料理に合う西洋味噌
日本の伝統的な大豆を使った通常のお味噌汁は、大豆由来の旨みがたっぷりとつまっており、コクが強く、お味噌汁にした時にはとても美味しいのですが、そのコクの強さが逆に洋風料理とのマッチングを難しくしているといった弱点があり、味噌を洋風料理に使用する機会は残念ながら少ないのが現状です。
パスタやシチュー、ソースなどにもっと気軽に味噌を使用してもらいたいと考え、大豆ではなく西洋で一般的な「ひよこ豆」を使用し、また、米ではなく麦で麹を作り、味噌を仕込みました。
西洋料理に合う新しい基本調味料としての味噌の提案です。
有機認定を受けたひよこ豆を使用。
ひよこ豆は、有機認定を受けたひよこ豆を100%使用しています。
ちなみに「ひよこ豆」は、豆がひよこの形をしているのでひよこ豆と呼ばれています。
よく見るとひよこのクチバシと羽があるように見えてとてもカワイイお豆です。
また、塩はフランス産の岩塩を使用。ミネラルが多くまろやかな塩味とひよこ豆との相性が良いです。
ひよこ豆+麦麹+フランス産岩塩
無添加のシンプルな味わい。
原材料は、有機ひよこ豆、麦、フランス産岩塩のみ。他の食材や保存料、調味料などは使用していません。また、大豆を一切使用していないため、大豆アレルギーの方にもお勧めです。
新しい基本調味料として
『ひよこ豆みそ』は食卓でそのままごはんにのせたり、パンに直接塗って食べて「美味しい!」といったものではなく、あくまでも“基本調味料”ですので、食すためにはキッチンで“調理”しなければいけません。今の時代、基本調味料を組み合わせた簡単便利な加工品はたくさん出てきますが、将来、レシピ本に使われるような“基本調味料”というものはなかなか出てきません。正直、時代に逆行しているような商品かもしれません。
でも、新しい食材や新しい調味料と出会うと、料理が楽しくなりますよね。メーカーとして、“便利さ”を売るのではなく、“料理を創造する楽しさ”を少しでも提供したいと思い、ゴマペーストやオリーブオイルなどを取り入れて加工したディップタイプではなく、調理の工程が必要なプレーンなタイプでの販売といたしました。本のレシピ通りに作る料理ではなく、自由な発想で想像して料理を楽しんでいただく、そのひとつのツールとして『ひよこ豆みそ』を使っていただけると幸せです。
調味料選手権2012 入賞しました。
野菜ソムリエ協会さんが主催する「調味料選手権2012」にて、『ひよこ豆みそ』が隠し味・ちょい足し部門で入賞いたしました。
いつものお料理の隠し味で使っていただくと、コクのアップしたこれまでと違った味を楽しんでいただけます。
シチューやコンソメスープ、パスタなど、アイデア次第で用途が広がる調味料です。