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七草粥

本日1月7日は、人日(じんじつ)の節句の行事として、新しい一年の無病息災を願い春の七草を具材とした七草粥をいただく日です。七草粥には、若菜の栄養を摂取し年末年始に疲れた胃腸を休める効果もあるようです。

毎年、七草がセットになったものがスーパーの野菜売り場などでも販売されています。
例年、このセットを購入して七草粥を作っていましたが、今年は七草のパックの隣に陳列されていたフリーズドライの七草を初めて購入してみました。

本来であればお米から炊くおかゆですが、時間短縮のため炊いたごはんからおかゆをつくり、フリーズドライの七草を入れてまほうだしでうっすらと味付けしました。
やさしい味でおなかも心もほっこり、今年一年の健康を祈願しておいしくいただきました。
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フリーズドライを使ってみて何より便利だったのは、ごはんでおかゆを作るところから完成までに10分もかからなかったこと。七草を刻む手間がなく、働く母の忙しい朝には大助かりでした。フリーズドライという現代技術のおかげですね。七草粥の風習は奈良時代に中国から日本へ伝わったとも言われていますから、その時代の人々からすると驚きの七草粥に違いありません。
現代では七草粥ひとつとっても、生の七草を刻んで土鍋で出汁をとっておかゆを炊くなど手間暇をかけることもできるし、炊飯器で炊いたごはんに白だしとフリーズドライの七草を使って簡単に作ることもできます。TPOによりどちらも選択できる今は、ありがたい時代だなと感じた朝でした。