2025年、私たち光浦醸造は創業160周年という節目を迎えます。
慶応元年(1865年)の創業以来、山口県防府市の小さな醸造所として歩みを重ね、味噌や醤油といった伝統的な調味料から、近年ではレモンティーやパンなどに至るまで、「味を、人を、あわせる、」という想いを大切にしてものづくりを行なってまいりました。
160年という数字はこの業界においては決して長いものではありませんが、それでも人の寿命よりも長く、バトンタッチをしながら続けてきたことによって片鱗が見えたのは、「新しい食文化を生むものづくり」の必要性です。
産業としての伝統はいつか衰退します。
それは悪い意味ではなく、太陽や空気のようになっていく感覚に近いかもしれません。
だからといってそれに抗い、伝統に革新を起こしていこうとは思えません。
向き合えば向き合うほど、完成されたからこそ伝統と呼ばれているのだと実感を持って感じるからです。
だからこそ伝統は伝統として守りその精度を高める努力を続ける一方で、100年後に伝統と呼ばれている新しいものづくりにも、チャレンジしていかなければなりません。
創ることと、作り続けること。
その両輪を廻しながらものづくりを行なっていくことによって、ものと人、人と人が出会い、皆様の生活や日本の食文化が少しでも豊かになる一助になれるよう、励んでまいります。
皆さまとともに、新たな一年を心豊かにスタートできることに感謝しつつ、160周年の節目にふさわしい取り組みを進めてまいります。引き続き、光浦醸造をどうぞよろしくお願いいたします。
光浦醸造株式会社
代表取締役 光浦 健太郎
星のレモンティーをプレゼント
160周年を記念して、2025年1月31日(金)までにご注文いただいた方には、ささやかながら星のレモンティー(非売品)をもれなくプレゼントいたします!
2/5 追記|10,000円以上のご購入で星のレモンティーをプレゼント!
上記の「星のレモンティーがもれなくもらえるプレゼント」は終了いたしましたが、引き続き、10,000円(税込)以上のご購入の方にプレゼントをさせていただきます。
星のレモンには数量に限りがあるため、どうぞご了承ください。
初めましての方には、ぜひ160年間つくり続けてきた私たちの麦みそ「光うらの麦みそ」を味わっていただけると嬉しいです。
このほか、2025年は色々と160周年記念アイテムを提供できればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。