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最近読んだ本



スプートニクの恋人(村上春樹)

村上春樹って、食べ物や音楽、地理、歴史、人間・・・すべてのモノに対しての表現力とそれを裏付ける知識力が他の作家とは本当にレベルが違いますよね~。
内容も哲学的でいろいろと考えさせられます。やっぱり面白い!好きです。
でも2冊続けて村上作品は疲れる(笑)ので、、、

宿命(東野圭吾)

、、、とかが読みたくなります。人物がたくさん出てきてもササーっとストレスなく読めるストーリーは流石。最後にどんどんこれまでの謎を(無理やり?)繋ぎ合わせていくスピード感は東野圭吾ならではですね。売れっ子作家なのは読むたびに納得です。
こういう殺人ミステリー系を読んだあとは、、、

みずうみ(よしもとばなな)

、、、のようなほっこりした感じの作品を読んで精神のバランスを整えたくなるのです。
ただ、この本は飛行機に忘れてしまって最後まで読めませんでした(笑)。
でも衝撃的な結末とか期待しているわけではないので、まぁいいや。
次は、よしもとばななの「デッドエンドの思い出」を読みたいと思ってます。

村上春樹は、100年後の教科書にもほぼ間違いなくちょっとは載るであろう作家のひとり。
いわば生きる遺産。そういう作品をリアルタイムに、時代を(ある程度)共有しつつ読めることは、実は結構贅沢なことなんですよね~。とりあえず長編だけでも全作品読んでおこうかな?