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壊れたCAMERA



以前から調子が悪く、騙し騙し使っていたデジカメがついにピクリとも動かなくなりました。
最初は何の思い入れも知識もなく買ったこのカメラ。(今も “知識” はないんですけど。)
こんなに自分にとって必要なものになるとは思ってもいませんでした。
・・・・いったいこれまで何回シャッターを押したことだろう?
たくさん写真を撮ると、下手でもたま~に思い出よりも美しい一枚が写ることがあります。
写真はただ単に現実を映す鏡ではなく、稀にキレイな嘘をつくんです。(おお、カッコイイ・笑)
まぁ、逆に美しい思い出を見事に壊してくれる現実を写してくれることもしばしばですが(笑)。
あと、デジカメを使い始めてからというもの、普段カメラを持たずに外を歩いていても、いつもより自然の緑の濃さや空の青さ、空気の質感や刻々と変化する夕日のグラデーションとか、何気ない色彩や雰囲気の変化が気になるようになりました。
今考えるとこのデジカメは、これまで気付かなかったそんな身近な魅力をたくさん教えてくれた、私にとって大切なモノだったのです。
長い間お疲れさま。本当にありがとう。   (落としてゴメン・笑)

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