>記事一覧へ

ユニコーン



大晦日になぜか、十数年ぶりに押入れの隅からユニコーンのアルバムが出てきた。
高校時代、擦り切れるほど聞いたユニコーン。文字通り本当に擦り切れてしまったのか、車のオーディオに入れてみてもなかなか再生できない。
5~6回CDを出し入れし、やっと音楽が始まった。(たぶん、車のオーディオも管理が悪いのだろう。)
最近、”雰囲気的に”カッコイイ(と思われる)音楽ばかり聞いていたので、80~90年代のバンドミュージックは久々に聞いててちょっと照れくさかったけど、その気持ちは懐かしいメロディが暫く響くとともに、あっという間に消えてなくなった。高校時代の記憶がクリアに蘇り、当時そうであったように胸を昂らせながら一人で大盛り上がり~。ほとんどの曲はイントロでタイトルを当てることができたし、音楽に合わせて自然と歌詞が(しかも結構正確に)口から流れ出てきたことに自分でも驚いた。
全く、高校時代は何を勉強していたんだろうか(笑)。

・・・!
今、「ユニコーン」と調べると、『2009年1月から、ユニコーン復活!!』という記事があった。
私の中でユニコーンは絶対に復活しないバンドとしての位置づけだったし、何よりも十数年ぶりに押入れから出てきてユニコーンのことを考えたばかりのことだったので、かなり目を疑った。
よくある偶然なのかもしれないけど、もしかしたらこのアルバムの表紙の赤いサングラスをかけたユニコーンが復活を喜んで押入れの奥から出てきたのかも?そして、もしかしたら全国のいろんな家でそのような現象が起きているのかも?
そんなことを想像するとまた愛着が湧いてきた。