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しめ縄作り

wara_1先日、地元の神社「繁枝(しげし)神社」のしめ縄作りを行うということでお手伝いに行ってきました。
しめ縄作りって言うからてっきり縄を編む作業をするのかと思っていたら、先ず連れて行かれたのは田んぼ。そう、藁(わら)を回収するところからスタートだったのです。
そして、人手は15人近くいるも平均年齢は確実に65歳は越えているであろうという、、、なんか嫌な予感。

wara_2軽トラ3台分もの藁を積んで神社へ。
そういえば既にこのときからでした、腕に違和感があったのは。こういう作業をするとは知らず来たので無謀にも半袖のTシャツで参加していて素手で作業をしていたため腕にブツブツが出来てとっても痒くなってきたのです。
後の1週間このブツブツに相当苦しめられることになろうとは。。。
肌は弱くない方だと思って甘く見ていましたが、今度からこういう作業をするときは必ず長袖着てやります。必ず!!

wara_3神社に帰って待っていたのは昭和初期では最新式であったであろう、この足踏みマシーン。(なんという装置なんでしょうか?)アナログながらひと踏みで何回転もするこのギア効率の良さというか仕組みには惚れ惚れします。
この装置で藁のはかま(藁についている外側の皮みたいなやつ)を取っていくのです。
wara_4しかし、嫌な予感は的中。僕のような若者はそんな最新マシーンは使わせてもらえず、この超アナログな装置でひたすら人力です。これが見た目以上にキツイ作業で、すぐに汗ダクダク!
はじめのうちは楽しくワイワイやっていましたが、軽トラ1台分を終えた頃から誰も言葉を発さなくなっていました笑。

wara_5作業開始から5時間。。。ようやく終了~。
これからしばらく陰干ししてからしめ縄作りをするとのこと。まだまだ先は長い!最後まで関われなかったのが悲しいやら嬉しいやら。
いつもは見てもあまり目にも留まらない「しめ縄」ですが、今度から見る目が変わりそうです。大変ではありましたがいい勉強になりました。

それにしても、私たちが住んでいる地区の本格的な高齢化問題には考えさせられます。10年後は誰がこれをやるんだろう?
でも本当にいい経験になったし楽しかったので、これは体験学習という名のもと小学生や中学生の恒例行事として定着させたら一石二鳥かな?