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烏龍茶

2007年12月3日 Food


11月号のCoyoteコヨーテの特集は、
「中国茶葉街道を行く」というものでした。
烏龍茶の故郷、中国の福建省武夷山
（ぶいさん）にしかないという最高峰のお茶「大紅袍 」を求める旅。
日頃何気なく飲んでいる烏龍茶ですが、
紅茶や緑茶と比べて知らないことが多く、
読んでいくと「ヘェ～」、「ホホ～ゥ」と唸ってばかりでした。
しばらく烏龍茶にハマりそうです。。。

そういえば、対談の中で、サントリーの方がこんなことを仰っていました。「嗜好品とはそれを間にして人と話せる道具。」
つまり時間を提供できるものだということ。
「ちょっとお茶しよう。」とか、「今度飲みに行こう。」とか・・・・。
確かに、お茶やお酒など、嗜好品が提供しているのは”時間”ですね。
“栄養”ではなく”時間”を与えるって、なんだか素敵なことです。

でも、時間を楽しむことが目的でなくなったとき、それは『嗜好品』ではなくなってしまいます。お茶も、ただ食事を流し込むだけでは嗜好品とはいえないし、お酒にしても時間を楽しまないとただのアルコールです。

一杯のお茶を『嗜好品』として時間を楽しめる心のゆとりが必要ですね。

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