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自由研究

2011年8月25日 One day

自由研究
夏休みの宿題の自由研究に味噌と醤油のことを研究しようと、東京から2組の親子が工場見学に来られたのは数週間前のことでした。
蒸し暑い中、2人のかわいい女の子はノート片手に鉛筆を握りしめて、私が話すことを熱心にメモを取っていました。発酵とか菌とか麹とか、聞きなれない言葉が登場してきたので理解するのがちょっと難しかったかもしれませんが、照れながらも質問をしてくれたり、あたりをキョロキョロ見渡しては写真を撮ったり、それはそれは熱心に頑張って ” 研究 ” していました。

先日、東京に持ち帰って自由研究が完成したとの連絡がありました。
なんと12枚の大作です！（メールで写真をいただきましたので許可を得て掲載させていただきました。）いやいや、素晴らしい！きっと金賞を獲ることでしょう（笑）。
また、お母さんからは、
『工場見学ということで、テレビでよく見るオートメーション化した工場を想像していたようです。今でも人の手で丁寧に作っているおいしい製品があることがわかり、とても良い見学になったと思いました。親的にも味噌や醤油作りなんとなく知っていたつもりでしたが、実際に見学させていただいてより深く理解し、愛着が深まりました。』（一部抜粋）
というありがたいメールをいただきました。

私たちの工場は本当に小さな醸造所です。古いと汚い、菌とカビ、暑いと天然醸造、木桶と木くず、、、捉え方によって良く見えたり悪く見えたりすると思います。ただ、日本のひとつの文化として、感じとってもらえるものがあったことを嬉しく思います。また遊びに来てね。